しかしながらいつもの様に手段と目的が入れ替わったでござるの巻。
色々と方法が有るので、備忘録的にまとめとかやったこととかつらつらと。
あ、クッソ長文なんでご注意をw
まずは環境とか。
・端末…au HTC One J(HTL22)、root化済み、HTC速報さんの4.4KitKat+Sence6版導入
別にroot化してなくてもKitKatじゃなくても撮れる方法も載せてますが一応。
・検証用録画対象ゲーム…「消滅都市」「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」
この2タイトルを選んだのは、単純に今遊んでるからってのと、
録画による遅延が許されないジャンル(アクション、リズム)なゲームだからです。
では撮影方法色々、行ってみましょ〜!
1,HDMIによる録画
→結論…×
端末がMHLに対応しているので、MHL-HDMI変換アダプタ噛ますだけ。
正直一番楽だし期待していた方法なんですが、スペック不足なのか何なのか、
端末側が明らかにモッサリします。ハードの処理なのになぜこんなにモッサリ…。
パズルゲームとかには十分なんですが、今回対象のゲームだとムリめです。
音声付きで一番手軽にキャプチャできる方法なだけに残念。
2,PCとのUSB接続による録画
→結論…○
但し、要KitKat以上ってのが条件になります。rootは取ってなくてもいけるハズ。
これを試したいがだけにKitKatにしたと言っても過言ではないですw
KitKatからはADB接続して「screenrecord」ってコマンドで端末画面を動画で撮り込めるんです。
ADB接続については割愛。ググってください。
ただ、標準の「screenrecord」だと3分までしか録画できないので、
こちらのサイトから「screenrecordex」を取ってきて端末に導入します。
また、これだけだと音声が録音できないので、
こちらのサイトから「M's AudioRecorder」をダウンロードしてPCの適当な場所に解凍し、
録音デバイスなどの初期設定を済ませておきます。
当然、端末のヘッドホン出力とPCのライン入力を繋げておいてください。
音声はPCからそのまま出力させるなり、PCとの接続時に分岐させるなりしてください。
で、こちらのサイトのbatファイルを参考に、録画と録音がほぼ同時に始まるbatファイルを作りました。
各コマンド実行順のラグ位はあるけど、その程度の音ズレは気にならないでしょうw
「ScrRecordV2.bat」
撮影終了時には「screenrecordex」「M's AudioRecorder」それぞれを手で止めてください。
どうせ映像と音声を結合する作業があるので、
終わりの長さが多少違っててもその時にカットすれば良いだけの話なんで。
※補足
「screenrecord」以外では、
「ASM(Android Screen Monitor)」等や
「アンドロイドミラーリングケーブル」等や
「Mobizen(docomo専用)」等を使い、
PC画面上に端末画面を映してそれをキャプチャする方法もありますが、
どれも録画をするにはラグが酷いと思います。
3,端末単体での録画
→結論…○
但し、要KitKat要root環境です。
というのも、「Rec. (Screen Recorder)」って録画アプリがそういう条件だからなんです。
条件が厳しいだけあって、ゲームしながらの動画撮影にも十分耐えてくれます。
ただ、無料版は5分までしか録画できません。有料版は339円だったので即買いしましたw
他の端末画面録画アプリと同様に、音声はミュートかマイク入力しかサポートしていません。
※「SCR Screen Recorder」ってアプリは一部端末で内部音声の録音に対応しているのですが、
自端末では非対応であり、何より動画がガクガクでした…。
マイク入力に対応してるなら、端末のヘッドホン出力をマイクに入力すれば良いじゃない!w
ということでそういうケーブルを作ることに。
3-1,電子工作ができて少しでも良い音で録音したい人用
用意する物
・4極ステレオミニプラグ(CTIA規格)を音声とマイク入力(PC用ヘッドセット)に変換するケーブル
昔は自作してたんですが、売ってたんで買っちゃいました。
千石電商とかAmazonとかで買えます。良い時代になったもんだ…w
・3極ステレオオス−オスケーブル、3極ステレオ分岐アダプタ
どちらも近所の100均で購入。ステレオミニメス−モノラルミニオスが映ってますが使いません。
・ステレオミニジャック、1.8kΩ抵抗、適当な整流用ダイオードx2、モノラルミニプラグ
モノラルミニプラグを買い忘れたので、部品取りに近所の100均で適当なモノラルイヤホンを購入w
・ヘッドホン、ボリューム調整付きステレオミニ延長ケーブル
端末の音声を確認するためのものなので、別にスピーカーでも何でもいいです。
で、ステレオミニジャックのLRそれぞれを整流用ダイオードを通して
モノラルミニプラグのマイク入力に接続。
モノラルミニプラグのマイク入力とGNDを1.8kΩ抵抗で接続。
これだけだとノイズが酷かったので1μFのコンデンサをマイク入力とGND間に追加。
面倒臭いから回路図なんて書かないよ!w
ホットボンドで固定&絶縁。
全部品をこんな風に繋いだら完成!
要はヘッドホン出力を2分岐させて、片方を無理やりマイクとして入力させてる訳です。
こちらのサイトの「抵抗R1は4極プラグにマイクが接続されていることをスマートフォンに知らせる為のもので、この抵抗が無ければマイク入力が機能しません。」ってのを知らずにハマりました…。
3-2,とにかく楽に済ませたい人用
用意する物
・4極ステレオミニ分配ケーブル、スマホ用片耳イヤホンマイク
4極ステレオミニ分配ケーブルは千石電商とかAmazonで売ってます。良い時代(ry
スマホ用片耳イヤホンマイクは近所の100均で購入。今回は右の白いのを使いました。
感の良いお方ならもうお分かりだと思いますが…w
イヤホンマイクのマイク部を露出させ、イヤホン部のゴムを適当に切ります。
んで、マイクとイヤホンを合わせてホットボンドで固定しますwww
以上で完成!www
注意点として、まず分岐ケーブルにイヤホンマイクのみ挿した状態でスマホに挿し、
その後からヘッドホンを繋がないと、スマホがただのヘッドホンだと認識してしまいます。
3-3,おまけ
超小型スピーカーとかコンデンサマイクとかも買ったんですが、
3-2の方が楽で安くつくという…TT
4,PCのみで録画
→結論…試してないので不明
「BlueStacks」や「Chromeブラウザ上でAndroidアプリを動かす」なんて方法もあるようですが、
まともにゲームとして遊べない気がするので試していません。
※「BlueStacks」上で、「消滅都市」のチュートリアル位は動作するようです。
まとめとして、PC接続で良いなら『2』の環境を整え、
どうしても端末単体で完結させたいのであれば『3-2』の
環境を整えるのが良いんじゃないかと思います。
これだけ書いておいて実際に撮った動画を上げたりはしないけどね!ネタがないから!w
まぁせっかく作った環境だし、いつかなにかを上げようとは思いますw